2012年 02月 07日
『ロッキーホラーショー』
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太/岡本健一/笹本玲奈/中村倫也/グリフィス・ちか/
右近健一/辛源/ニーコ/飯野めぐみ/生尾佳子/JuNGLE/
皆本麻帆/ROLLY/藤木孝
2012年1月28日(土)ソワレ
寿歌に引き続き、観てまいりました。
だいぶんギャップあり。
面白~い!
くだらな~い!
でも、楽しい~~~♪♪
ストーリーはあってないようなものでした。若いカップルがドライブ中に車が故障し、電話を借りに訪ねた古城で、パーティが・・・。宇宙人が・・・・。人造人間が・・・。
ストーリーは、いいの。
ハチャメチャだし、たぶん深い意味はない(笑)
レビューのような歌と踊りを楽しむミュージカル。とっても元気がでましたよ~♪
新感線おなじみの生バンドだったし♪
カルト的な人気があるとのことで、それもわかる感じです。
だいぶん前から発表されていたので、すごく楽しみにしていた舞台です。
開演前には、ミニスカートのポップコーン売りのお姉さまたちがいて、
ポップコーンが売れるたびに、「こちらのお客様、ポップコーンお買い上げです!!ありがとうございました~~~!」と叫んでくれる。最初はパラパラだった拍手も、だんだんとみんなするようになって、開演前から盛り上がってました。
ポップコーンを二つ買うと、「二つお買い上げでございますう~~」とますます声を張り上げてくれるもんで、かなり買いたい気分になりましたが、買いませんでした。
そのお姉さんの一人がそのまま舞台へ上がって行って歌いだし、開幕。楽しいわ。
「新聞紙を被る」「ペンライトを振る」という観客参加のお約束があったのですが、
「えっ?もう?」というくらい、始まってすぐにそのシーンがやってきて、新聞をかぶり損ねました。
後ろの方の席だったせいか、まわりにあんまりそういう方がいなかったので、躊躇してしまいました。
そのあとは、「『タイム・ワープ』の曲に合わせて踊る」というお約束もあったので、
一応ネットでチェックしていったのですが、またまた私の周りのかたはシ~ンとして座っていて・・・。
でも!!!
楽しんだもの勝ちだいっ!と立ちあがって踊ってみました。
ちょっと恥ずかしかったけど、楽しかったわ!前の方のお客さんは、コスプレしてる方も結構いて、盛り上がっておりました。私も混じりたかったわ~!
若いカップルは、笹本玲奈さんと中村倫也さんだったのですが、二人ともはじけてました。
中村倫也さんは、『バンデラスと憂鬱な珈琲』に出てらしたけど、いい俳優さんだなと思ってたんです。今回は下着姿やらボンデージファッションやらになってて、「おお!こんなことまでやっちゃうのね~」と驚きました。なんせ、もとの映画を知らないで観ているので、予備知識がなくって。
とにかくみんな露出が多い(笑)
人造人間のロッキーの辛源さんも海パン?一丁でマッチョだし。
笹本さんも下着姿になったりいろいろ。
古城の主、フランク・フルターはもちろん古田新太さん。
素敵~~といってしまっていいのだろうか。疑問が湧き起こるほどに、キモチ悪さ一歩手前のファッション。
踊りも歌もお上手~♪歌は一番歌詞が聞き取りやすかったです。
ワンピースのイワさんみたいだったわ。
あんなメークで衣装であんな役でも、下品にならない不思議な人だ。
素敵です♪
藤木孝さんがストーリーテラーででてらして、独特のせりふ回しがぴったり。
最後は、宇宙人だったんだ・・・・で、ますますなんじゃこりゃでしたが、面白かったです。
カーテンコールでは、「この舞台はね、ちょっとの勇気で倍楽しめんのよ!!」とのフルターのお言葉で、総立ち。
ローリーさんがギュインギュインとギターを弾いて・・・と思ったら、
「お魚くわえたどら猫~~~♪」とサザエさんになり、古田さんが淡々と最後まで歌ってました。
みんなで盛り上がり、またタイムワープのダンス。このときは踊っている人が多かった。ほっ。
ライブみたいでした。
発散系。
みんな笑顔で岐路につけたんじゃないかな。
やりたいことをやった舞台という感じで、楽しそうでした♪
それにしても、下谷万年町物語もおかまさんで、次の日もオカマさん。
(ファッションが和と洋だったけど)
今回はオカマをたくさん観たわ(笑)
劇場の出口では、ポップコーン売りのお姉さんと記念撮影のコーナーがあったり、
サービス満点でした。
この舞台は一人より、友達と観たほうが楽しめるわ。こっちにだんなさんを連れてくれば良かったか?!
気に入るかわからないなあ・・・。私は好きですけど。
by kurocham
| 2012-02-07 22:31
| 舞台