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「デスノート」見てきました

子供が寝たのが、8時20分。予定通り♪

そろそろと布団を抜け出し、実家の母に後を頼んで、映画館へ。

夜の映画館なんて、何年ぶりかな~。レイトショーのせいか、「デスノート」のお客さん、
少なめ。
ええ~、初日なのに~・・・・と心配になる私。あ、子供は昼間見に来たのか?!
すいていたので、見やすい席に座れましたが・・・・・

客層は、若いカップルや若いおたくさん?たち。謎の女一人(私)。
あっ!おばさまもいる。(同じ竜也ファン?!)
私はちょっとドキドキ。やっぱりだんなと来ればよかったかな・・・・。
自意識過剰?小心者なのです。

ここからは、私の感想&つぶやきです。
長いです^^;





さて、映画!竜也くんを心配する母の気持ちで・・・・。(余計なお世話だぜ!)

冒頭のシーン。東京上空からの夜景、きれい。
リュークの目線?雨とデスノート、似合う。

ドキドキしながら、見始めたのですが・・・・・
面白かった!詩織とナオミのエピソードは実は仕組まれていたものだったのだという
ストーリーはびっくり。竜也くんの動と静の演技が冴えているわ~~。
後編へのつなげ方も、う~ん、これは見ずにはいられない。

脚本や演出、死神リュークのCGの出来の良さはもちろんだけど(声もよかった♪)、
やっぱり竜也くんはじめ役者さんたちの演技によるところが大きいと思う。

竜也くん、うまいなあ・・・・。ライトだよ・・・・。
大きな動きの少ない役だけに、微妙な表情の違いなのだけど、すごく伝わる!
竜也くんの演技なくして、この映画は成り立たないと思うわ。

ほかの方も素敵でした。

鹿賀さんのLを胡散くさそうに見る顔が、素敵。漫画よりも精悍な印象の総一郎でした。

L役の松山さん、悪くないわ!!いい感じ。
演じるのが難しそう。漫画の中ではそうでもなくても、現実に出てくるとすごく現実離れしているキャラクターですものね・・・。いっぱい甘いもの食べてました。おいしそう。
すごくLっぽかったのだけど、ライトの放つ強力なオーラにちょっと負けているわ。
描き方もライトが主役の映画だものね。仕方ないか。
でも、Lの底知れぬ感じが出ていて後編が楽しみ。

ワタリはもう、原作のモデルは藤村さんなのかな・・・と思う。

ミサミサは後編に期待。伏線としての登場だったので。

詩織役の香椎さん、聖女のようなムードで正義を象徴するような役にはまっていたと思う。
演技は、ときどき淡々としすぎていたような・・・・。
竜也くんと一緒だからそう見えてしまうのかしら。
バスジャックの後、ライトを気遣う台詞など、もっと盛り上げてほしかった・・・・

レイとナオミのご両人、原作のイメージに合っていて、カッコイイ。

スガシカオさんの挿入歌、唐突。そこだけ、ムードが変わってしまって。
う~ん、ここには要らなかったんでは・・・・?


話題の竜也くんの「字」ですが・・・・。しょっぱなからすごく大きく写るから、
そのたびドキドキ。
でも、ここは丁寧に書いたのね!!とか思ったり、母の気持ち(またまた余計なお世話^^;)


ここからは、映画の出来とは別のことですが・・・・

初めて原作を読んだとき、ライトってなんて嫌な奴だろうと嫌悪感を覚えた。
正義を口にしながら、罪のない人たちまでゲームのように殺していく行為に驚いた。
そして、その漫画が大ベストセラーで子供たちを含め若者たちに大人気だということを知って、
大丈夫なの???と心配になった。
これを子供たちはどういうふうに捉えているのかな・・・と。
カッコイイ!!と思って読んでいるのか、私と同じように「こんなんでいいの?」と嫌悪感を感じつつストーリーに引き込まれているのか。
それとも、単に上等の娯楽作として楽しんでいるのか。

そんなに子供って馬鹿じゃないさと思いながらも、過去に起こった犯罪なんかを思い出して不安になってしまった記憶がある。

今回映画を見て、同じ気持ちになったのかというと、確かにライトをひどい奴だと思ったけれど、
そのときほど強い嫌悪感を抱かなかった。

漫画と映画はライトの描き方が違うということもある。
映画では、司法の手では及ばない犯罪が多く存在することに対するジレンマから、ライトがデスノートによって世の中を正していこうと考えるエピソードが盛り込まれている。
初め、ライトの正義感を描いているので。
その後、漫画のようにひどい男になっちゃってますが^^;

でも、そんなふうに思った自分を、「慣れてしまったの?」と不安に思う。
初め「イヤだな」と思ったことに鈍感になるのは、怖い。
漫画とはいえ、どんどん自分の思うまま殺人を繰り返していく話をみて、
イヤだと思わないなんて、おかしくないかな。

現実で毎日目にするひどいニュース。どうしてこんなことが起こるんだろうと思う。
でもいつか見慣れている自分がいる。
イヤだなと思う。
そんな世の中が怖いなと思っている。どうしたらいいんだろうと思う。

監督さんは「この映画をみて、いろいろ話し合ってほしい」と話していた。
でも、子供にこういう映画を見せるって言うこと自体どうなのよ?とも思う。
狙い通りきちんと受け取ってもらえるのかしら?

映画のヒットを願いつつ、ちょっと考えてしまった。
そういうダークな面を持った作品よね。

後編はどうなるんだろ。
原作ではLの後に、後継者が出てくるし、原作は連載が終わっているし・・・。
Lとライト、どっちが勝つの?正義の行方は?
原作のラストのトリックというか、エピソードは使うのかしら・・?
でも、それだと二ア?映画ではあくまでもLで行くのよね、きっと。
もちろんライトは最後に負けるべきと思いますが、ライト=竜也くん・・・・つらい。

印象に残ったシーン、色々あるけれど、バスケをする竜也くん!
キラキラしてます☆
画面の中で他の人たちがかすんで見える~。
・・・・やっぱり、冷静に見れていないわ。私。

もう一度、今度はだんなさんと見てきます!!
第3者の意見を聞きたいし。
by kurocham | 2006-06-19 02:23 | 藤原竜也くん

北海道で2人のkids子育て中。 日々の暮らしや 藤原竜也くんについて♪

by kurocham
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