![]() 息子が虫歯になってしまい、急遽行った歯医者に置いてあったのですが。 面白すぎて、名前を呼ばれても気がつかなかった私(笑) 久々に夢中になって読みました。 5巻までしかなかったので、どうしても気になって、レンタルしてきて読んでます(笑) 陰気な見た目のために、『爽子』なのに『貞子』と呼ばれている女の子と、超さわやかな男の子のラブストーリーなんですが、ホントに・・・・・超キラキラ♪で、ときめき♪ 胸がきゅんきゅん・・・な少女漫画です! ・・・・かなり普段の生活からかけ離れたボキャブラリーが並んでしまいました・・・。 少女漫画を読んでいると、主人公が恋する男の子に、読者も恋しちゃったりするじゃないですか?! でも、私には、風早くんよりも主人公の貞子がかわいくって、かわいくって!! 友達と心が通じて感動する姿とか、好きな男の子から(勝手に)勇気をもらって、 「自分を出せたのは、あなたのおかげ!」とまた感動と感謝の気持ちでいっぱいになったりと、とても純粋。そして、超謙虚。恋する気持ちも「尊敬」と勘違いしてたり、いちいち、「私でいいのかな?」と心配していたり。 恋の話ではあるんですが、貞子や登場人物たちの友情や成長の物語になっていて、 そこがとっても面白いし、共感を呼ぶんだろうなあと思います。 『ザ・少女マンガ!!!』という感じで、非常に面白かったです♪♪ ![]() 有川 浩 著 関西のローカル線、阪急電車の中を行き交う人々の日常に潜むちょっとしたドラマ。 現実離れしているお話もありますが、リアルに感じられるし、出てくる人たちが悩んだり、恋したりする様子が、微笑ましくもあり、励まされるようでもあり。 映画の原作で、「王様のブランチ」の映画紹介が面白そうだったので、映画には行かず、本を手に取ってみました。 結婚準備期間に、婚約者をさえない友人に奪われてしまったOLがウェディングドレスと見紛うような白いドレス姿で結婚式に乗り込む話や、図書館での出会いから恋が始まるカップルのお話。 無理してマダム達のお付き合いに加わってる主婦の話など、駅から駅への間のエピソードが短編になり、それぞれが重なり合って、一つの物語になっています。 とても読みやすく、すぐに読んでしまいました。 マナーの悪いおばさんに、むっとしたり、しゃきっとしたおばあちゃんに感心したり。 孫に厳しいくらいなあっさり加減も素敵。 きちんとしてたり、優しい心の普通の人たちが素敵に描かれてるなあと思いました。 若いカップルたちもかわいくて、昔に戻って、恋がしたいとか思ってしまう。 白いドレスのOLも悩みつつ、凛とした様子がかっこいい。 ほっこり。 ちゃんとしないとな!という気持ちにもなるし、私も頑張ろうと元気をもらえるようなお話でした。 私は好きです。 この作者の他の本も読んでみたいと思いました。 ドラマになった『フリーター、家を買う』も書かれてるのね。 ![]() 作者 石塚 真一 (ビッグコミックス) 第1巻から13巻まで、お友達にお借りして読みました。 世界の山に登り、日本アルプスで山岳救助のボランティアをしている島崎三歩が主人公。 山岳救助をしている三歩が主人公なので、毎回山の事故の話で、 人が亡くなってしまう話もあり、山に上ることに伴う危険や愛する人を山で亡くした人たちの悲しみが切ないです。美しく穏やかだった山が一瞬のうちに表情を変えていく恐ろしさとか、遭難したときの怪我の仕方とかが半端なくて、やっぱり山って恐いなと思います。 が、三歩のキャラクターや作者の山への強い愛情からなのか、作品のトーンは暗くはなく、読んでいると、山に登ってみたい気持ちになるから不思議。 山にあこがれてしまう人の気持ちも伝わってくるし、一生懸命救助に当たっている救助隊の方々の苦労に感心したり、ボランティアの人たちによって、救助が成り立っていることに驚いたりと、 普段まったく知らない世界に驚きます。 また、山を通じて、いろんな人間ドラマがあって、感動するお話がいっぱいありました。 読み切りの短編によって構成されているところも、読みやすいです。 小栗くんで映画化されるんですってね。 私の中では三歩は、西田敏行さんですけど・・・・私だけかな。 ![]() 『大奥』 よしなが ふみ (白泉社) 男子のみが疫病でばたばたと死んでしまい、男女逆転の世の中となった江戸時代。 将軍を始め、幕府の要職には女子がつき、働き手、職人として活躍するのも女子。 大奥も例外ではなく、将軍のために美男子3千人が仕えているという。 今話題の映画、『大奥』ですが、 私はどっちかというと、漫画に興味を持って、「買おうかなあ~、読みたいなあ~。」と言っていたら、職場のお友達が貸して下さいました。 はあ~!! すごく面白い!!・・・と、6巻まで一気読み。 権力の頂点は女性だし、体を売ったりするのは男のすることで、 男尊女卑でなく、女尊男卑?!なんですけど、逆転して描いていても、 なんだか女性の悲哀を感じてしまったのは何故なんでしょう? 大奥に使える男子も、思いっきり可哀想な感じではあるんですけども。 将軍様たち、なんだか切ないんです。 女性将軍は、将軍には違いないんだけど、やっぱり一番重要な任務は、世継ぎを生むことだけ?!みたいな感じなんですもの・・・。 3代将軍家光から、8代吉宗まで登場してるんですけど、 その時代その時代を彩る美男子の皆様たちが、とっても素敵です♪♪ 私は『お万の方』が好きだわ。 第1巻の水野のお話が、綺麗にまとまってるなと思いました。ここが映画化されてるそうですね。 漫画の続きが楽しみ♪♪ 『ボックス!』百田尚樹 著 【内容紹介】高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち......。様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!? 以前、ラジオで紹介されていて気になっていたのですが、書店に立ち寄った時に見つけて購入。 高校のボクシング部を舞台にした青春小説です。 キャラクターがはっきりしていて、ちょっとドラマや漫画的なんです。でも、その分読みやすく、 一気に読みました。 青春だ~!爽やかだわ!!というのが感想。面白かったです。 若く美しい女性教師がボクシング部の顧問になるという設定なので、その女性にルールなどを解説するというような自然な流れで、アマチュアボクシングについてわかりやすく解説されています。そのため、自分自身ボクシングについて良く知ることができました。 アホっぽいけど、天才的なボクシングセンスを持つ少年と、運動には無縁だった秀才の少年、そしてとても強いライバルを中心に物語は進んでいきます。読んでいくうちに、先の展開が想像できるのですが、やっぱりな~と思いつつも、先が気になって読むのをやめられませんでした。 一つのことに真剣に打ち込んだり、負けて悔しさを味わったり、恋のことで真剣に悩んだり。 突っ込みどころもありつつ、青春だ~!!いいなあ~~~!!と爽やかな気分になれる一冊です。 『え?そんな理由で?!』とか疑問に思ったり、『なんでそこでそうなるの!?』 なんて、大人の私は突っ込みたくなるのですが、よくよく考えてみると、 青春時代って、単純なことがきっかけになったり、不条理な行動をするものかも。 読後、妙に納得してみたり。
だいぶん前に、途中まで読んでいた『巨人の星』の漫画。
はるの看病でお休み中、ちょっと暇だったので、続きを読む。 うっ!やはり面白い!! 息子・が努力してあみだす『大リーグボール』への刺客を自ら送り込む父・一徹。 親子でありながら、男同士の戦いだとあくまで息子に牙をむく父に、 ん~!なんでそこまで!!とはらはらします。 さて、いよいよ打倒・飛雄馬と言うときに、 父が送り込むのは、親友の伴。 さあ、攻略だというときに、一徹のサイン通りに打ったはずの伴の打球は、 ピッチャーフライに終わる。あわやのところで、救われた飛雄馬。 それは何故だったのか。 父と親友を敵に回し、苦心の末に編み出した球を打たれようという息子の哀れさに、 思わず涙をぬぐってしまう父のしぐさが「打て」のサインとよく似ていたためだ。 ・・・・などなど、 読みどころ満載です。 「目薬を貸して下され!!」といって、涙をザーザー流しながら話す一徹も、素敵♪ 飛雄馬は、うまくいきかけると、不幸に突き落とされ、 また這い上がる。 その不幸もどんどん度合いが強まっていて、読み進めるのが苦しいほどの不幸のてんこ盛り。 でも、読まずにはいられないのですわ!!! 「やぼてん」とか「ゴーゴー」など、昔っぽい言葉が多々登場するのも面白いです。 『草食男子』なんかとはまったく正反対のギラギラ感が、たまらない。 でもでも・・・・! なんて不幸なラスト。 くくく・・・・・・ そんな私に最後のページに、『新・巨人の星』の広告が。 そうか、続編があるのね。 そうよ、明子姉ちゃんだって、まだ花形と結婚してないし。 こんなラストじゃ、納得できない! というわけで、まだまだ読み続けてしまいそうです。 何を思ったか、だんなさんが『カイジ』の新刊を買ってきました。 今度は兵藤の息子と対決!なのね。 ![]() 伊坂幸太郎 著 『動物園のエンジン』 『サクリファイス』 『フィッシュストーリー』 『ポテチ』 以上の4つの短編から構成されています。表題作が読みたくて、読みました。 伊坂さんの本は、他の著書と登場人物がリンクしていることがありますが、 この本は、そんなお話だらけ。 『ラッシュライフ』を読んだばかりですが、そこに登場する人物の父親であったり、 泥棒の男だったり、あ、この人も、この人も!と、思うお話ばかり。 さて、表題作ですが、映画の原作には違いないのですが、すごく短いお話で、 設定も、映画よりだいぶん地味目。 この短編をよく映画一本分に脚色したなあと思うほどに、お話は短かったです。 原作が謎めいている分、膨らませやすかったのかもしれませんね。 『正義の味方』は、森山君よりだいぶんごつい感じの方でした(笑) 黒澤はたくさん登場。 やはり大森南朋さんのイメージで読み進めました。 う~ん。似合うよ!!! 是非、大森さんで、映画化を!
伊坂幸太郎 著
![]() ≪あらすじ≫ 泥棒の男、夫を愛人と殺そうとしているカウンセラーの女、偶然に拳銃を手にする失業者と犬、強盗、金で出来ないことはないと思っている画商、教祖とバラバラ殺人・・・と、さまざまな登場人物の、それぞれの物語が交錯する。 まったく異なるようでいて、仙台を舞台に繰り広げられるそれぞれの出来事は、すこしずつ結びつき、最後に一つのパズルが完成するような、だまし絵のような物語。 物語中に、なんどもエッシャー展のポスターが登場します。 階段を上っているはずだったのに、いつか下っている、エッシャーのだまし絵が繰り返し登場して、 読み終わったときに、なるほど、この絵のような物語を書きたかったのか!と納得。 数人の登場人物を中心に、いくつかの物語がそれぞれ進行して、だんだんと共通の箇所が現れ、 最後にちゃんと結びついてしまうのは、感心。 頭いいな~!と思います。単純な感想ですみません(笑) 爽快なほどに結びつくんですもの、ちゃんと。 最後びっくり!が伊坂さん作品の醍醐味ではないかと思いますが、 とっても良くできたお話だな~と思いました。 人生をやり直そうときっぱり決意する佐々岡の物語が爽やかでしたが、 そのほかは救われない感じのエピソードも。 『フィッシュストーリー』のメイキング?か何かのインタビューで、『黒澤』が大森南朋さんのイメージとどなたかが話してらして。 私もそう思ったので、このお話は大森さんに脳内変換して読んでました。 映画化もされるんですね~! 次は『フィッシュストーリー』を読みます♪
角田光代 著
![]() ≪帯より≫ 大人になったら、友達をつくるのはとたんにむずかしくなる。働いている女が、子供を育てている女となかよくなったり、家事に追われている女が、いまだ恋愛をしている女の悩みを聞いたりするのはむずかしい。高校生の頃は簡単だった。一緒に学校を出て、甘いものを食べて、いつかわからない将来の話をしているだけで満たされた。けれど私は思うのだ。あの頃のような、全身で信じられる女友達を必要なのは、大人になった今なのに、と。 ――角田光代 角田さんの本は初めて読みました。 とても読みやすく、どんどん読んでしまいました。 人付き合いが苦手な小夜子と、明るく活動的な葵。 一方は既婚で子供もいる主婦。また一方は会社を興してバリバリ働く独身女性。 お互い過去の友情に傷ついていて、新しい関係でもまた裏切られることを恐れている。 新しい関係を築けそうに思うのだが、立場の違いから、すれ違ってしまう。 やっぱり駄目かと思いかけるが、背中を向けることよりも、お互い相手を信じる方を選ぶのだった。 大人になると、確かに本音で付き合える友達を見つけにくくなると思います。 特に女性は独身だとか、子供がいるだとか、そういうことで、話題が違ってしまったり。 でも、学生時代のほうが、私は不自由だったかなと思ったりもします。 立場や学年が同じだというだけで、一緒にいなくちゃいけなくて。 いろんな気を遣って。一人でいてはいけない感じもあって。 大人になるともっと自由。 信じることってやっぱり大切って思ったり、頑張るぞ!って思えました。
ベルンハルト・シュリンク 著 ・ 松永 美穂 訳
![]() 映画『愛を読むひと』の原作です。 だいたい映画は原作に忠実に作られているよう。 ラストの娘に自分の思い出を話すというシーンは映画だけのようでしたが。映画のシーンを思い出しながら読みました。 戦争でかつて愛した女性が犯した罪に対する主人公の気持ちは、複雑で難しかったです。 現代に生きる私たちが、振り返って知れば、なんてひどい事だろうと思うけれど、 その中で必死で生きている者にとっては、そうせざるを得なくてしたことだと思う気持ちもありました。だけど、それはやっぱり罪で、許されるべきではないのか・・・とか、いろいろ考えさせられます。 当事者にとっては、もちろん許せることではないに決まっていますが、酷いことだったという出来事を知識として知っていても、実感が私たちにはないのだと思わされました。 『2度読んでほしい本』とあとがきにはあり、2度目の読書では、ショッキングな話の筋だけでなく、登場人物の気持ちが分かってくるからとのことでした。 うん、そうかも。残念ながら一度しか読んでいない私には、難解なところも。 でも、人を愛する気持ちって複雑だから、その複雑さをこの本はよくあらわしているのかもなんて、 思ったり。余韻の残る本だなあと思いました。 きちんとした感想になりませんね。ごめんなさい。 < 前のページ次のページ >
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