2011年 01月 26日
『どうせ無理!』は禁句
講師は『株式会社 植松電気』の社長さん。
その会社は、北海道の赤平市という地方都市にありながら、世界初のポリエチレンを燃料にした宇宙ロケットの開発などを手掛け、日本で唯一の無重力状態での実験ができる施設も持っているのだそう。
小さな町に、NASAやJAXAの方が来て、実験したり、見学に来たりしてるんですって。
社長さんは、自分の経験を話して聞かせることで、子どもに夢を持ち、工夫したり、考えたり、学んだりして、しっかりと生きて行って欲しいと各地の学校で講演会を行ったり、ペーパークラフト教室を開いたりと、さまざまな活動を行っているそうです。
お話は実にテンポよく、面白くて。
子どもに『どうせ無理だよ!』とやるまえから諦めているこどもたちが増えているのはなぜなのか、
学校や親の責任や、そういうことを子どもに言わせなくてもすむような社会をつくることが大切だよとわかりやすく、しかも心に響くようにお話して下さいました。
夫の職場にお招きして、講演会をしたのだそうですけど、夫から「凄く面白かった」ときいて、
私も行くことにしたんです。中学生にも大好評だったそうです。
講演会というと、睡魔に襲われることが多々あるのでけど、人に薦めたいくらい良いお話でした。
著書も最近出されたそうです。
『NASAより宇宙に近い町工場』 植松努 著
「日本一感動する講演会」と呼ばれている講演が本になりました。
北海道赤平市という小さな町で小さな工場を営みつつ、宇宙ロケット開発に情熱を注ぐ著者が、
本業もロケット開発も成功させている自らの体験を通して「みんなが夢を持ち、工夫をして『よりよく』を求める社会をつくること」を提唱します。
感動と勇気を与えてくれる一冊です。(Amazonより)
by kurocham
| 2011-01-26 23:52
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