2005年 10月 13日
観劇の記録 その3
新代官「土井茂平太」が連れてきた妻「おさち」は実は「お光」の双子の妹。
ふたりがそっくりなことから、間違いが続き、たくさん死人が出てしまう。
一人二役の篠原さん、上手に演じ分けていた。
鞠谷さんが潔くお胸をはだけてらっしゃったのがびっくり。
不思議といやらしくは見えなかったけど。
最初は、「あれ、見えそう?」と思っていたら、「あれっ!」と。
観客もびっくりしているようでした。
ちょっとスケベで気の小さいお代官を演じる原康義さんも面白かった。
ここで王次があっさりと死んでしまうのが残念。「きゃー」という悲鳴こそ上がらなかったものの、「え~。もう~~??」と残念そうなお客さん多数。
私も、あまりにもあっさり死んでしまうので、「え~」と思った。
「おさち」を「お光」と取り違えて、「お代官ごっこか~」と言っていた王次。
竜也くん、細い。
このときは着物を着ていたけど、別のシーンで短パン(?)・さらし姿で上手客席に背中を見せて立ってるときがあって、このとき「きれいな足だなあ~、背中だなあ」と思った・・・・(おやじ?)
立ち姿が美しくて、舞台の上でぱっと目を引く。
華のある役者さんってこういう人のことを言うのね。
この後、清滝はだんだん三世次の手に握られていく。
言葉を巧みに操り、周りの人をどんどん陥れていく三世次はついに代官の座も手に入れる。
おさちに、「殺す価値もない」といわれ、最後は、年貢の厳しさに怒った百姓たちに殺されてしまう。
この間のシーンで印象に残ったのは、順番が前後するけど、「佐吉」役の高梁洋さんのさわやかさ。
他のキャラクターが凄く濃いので、彼が出てくると、少し胃もたれが直るような・・・・
「佐吉」のもとへ嫁ぐため、清滝にやってくる「浮舟太夫」が、佐吉を死んだと思って嘆くシーンはとても切なかった。
「尾瀬の幕兵衛」役の勝村政信さんが、テレビで見るよりもずっとハンサムなので、見とれてしまった。
上からの照明で、目や鼻が少し陰になるところなんか、彫刻のようで、うつくし~。
舞台ハンサムなかたなのね。知らなかった~。演技ももちろんよかったです。
夏木マリさん演じる「お里」を殺すときの二人の絡みはきわどくて、
かちーんと凍り付いてしまいましたけど・・・・
一番最後は、死んだキャストたちが、幽霊になってあらわれる。
「シェイクスピアがいなかったら」の音楽にのって、全員で踊って、おしまい♪
王次は、とっても楽しそうに軽やかに踊っていた。
みなさんニコニコしてとっても楽しそう。
カーテンコールでは、竜也君は夏木さんの手をとっているのが見えた。
後半の感想は、かなりはしょってしまった。
今回は思ったことは、わたしは、見た人の感想などを勉強してから舞台を見ないほうがよいタイプのようだということ。
この舞台は、サプライズもたくさん用意されているので、まったく知らないで見るとまた違った感想をもてたのかな~。
でも、ドッキリする場面は、覚悟ができてるから安心して見られたし、見逃したくないシーンもあるから、事前の下調べも大事かなとも思うんだけど・・・難しいな。
あと、台詞や内容がエロエロなものが多くて・・・・
あとで、だんなにも見て欲しいんだけど、
一緒にWOWOWを見ると時々緊張感が走ってしまいそう・・・・
実家の親にも、「WOWOWでやるから・・・」と言っておいたけど・・・・
『エッ?これを見に行ったの?』ってドッキリされちゃうかしら・・・??
シェイクスピアの作品を知らなくても、十分面白いけど、予備知識はやはりあったほうが、
より楽しめたと思う。
これから知らない作品をいくつか読んでみるのも楽しみ。
帰ってきてから、パンフレットを読む。
舞台写真がのっていて、殺陣のときの竜也くんかしら、とても素敵な写真が載っている。
しょっちゅう取り出しては眺めている私って・・・・?
近頃ブログに書くことも、舞台のことばかり。
おこちゃまのことはど~した!!
気持ちよく私を送り出してくれた家族に恩返しをするはずが、か~さんまだ心ここにあらず・・・
でも、一週間経ったら、だいぶん復活してきた(^^♪
家族のみんなよ、まってておくれ~~。
by kurocham
| 2005-10-13 16:37
| 藤原竜也くん