2006年 03月 17日
ばすくん
「ばすくん」
文 みゆきりか 絵 なかやみわ
ばすくんは、古い路線バス。
ある日新型バスがやってきて、性能の劣るばすくんは山奥のバス会社へとやられてしまう。
そこでも頑張っていたばすくんだが、ある日、故障してしまう。
そのまま山奥へと廃棄され、寂しいばすくんのもとへ、山の動物たちがやってくる。
冬ごもりの場所に使わせて欲しいというのだ。
ばすくんはうれしくなる。
冬が終わっても、いごごちのいいばすくんに、みんなが住むことになり、
ばすくんは、もう寂しくなくなりました。
ばすくんの絵がとてもかわいらしく、はるが本屋で表紙にひとめぼれ。
なかやみわさんは、「そらまめくんのベッド」「くれよんのくろくん」などの代表作があります。
どちらも、素敵なお話で大好きです。
はるは、この本を読んでから、「ばすくん」=「顔がある」と思っていて、
家にあるおもちゃの乗り物に「くん」をつけて言うと(「「パトカーくん」など)、
「え~、これ、顔ないっしょぉ~」と必ず訂正します。
毎日こればかり読んでいます。
子供って、同じ絵本をくりかえし読ませるのが、ちょっと疲れますね。
でも、いつの間にか暗記していたりして、読み違えるとチェックされます。
by kurocham
| 2006-03-17 13:10
| 子育て